20.6.13

Colmar コルマール - 美味しいもの

Colmar
コルマールの町

 アルザスの郷土料理というと・・・
・シュークルート:Choucroute -  酢漬けのキャベツと、数種類のソーセージや肉類を合わせて蒸し焼きにしたもの
・ベッコフ/ベックオフ:Baeckoffe -  牛・豚・子羊3種の肉と野菜を白ワインでじっくり 煮込んだもの
・タルトフランベ:Tarte flambée/ Flammekueche
  -  薄い生地に、ホワイトチーズ・細切れベーコン・玉ねぎをのせて釜で焼いたピザみたいなもの
 等々があるらしい。

Tarte flambee Colmar
タルトフランベ

Flammkuchen(ドイツ語では、こう呼ぶ)って、スイスでも冷凍モノが売っているので時々買ってオーブンで焼いて食べてるけど、アルザスが本家のお料理とは知らなかった。 いずれにしても前2つは寒い時の食べ物だよね・・・ということで、タルトフランベを食べて来た。

私はナチュラル、ウチのは山羊のチーズ入りを。 やっぱり焼きたては美味しい!スイスに住んでるのに、残念ながらチーズは食べられるものが嗜好的に限られており、山羊のソレは最も苦手なもののひとつ。なので山羊チーズ入りはニオイが向かいから漂ってきたけど、お味の方はわからない。(ウチのは美味しいと言っておりました。)

さすがドイツとの国境が近い観光地だから、ウェイターさんはドイツ語を話せた。それと、娘が1/3位残してしまったのだけれど、お持ち帰りにするか聞いてくれた。持って帰っても食べないなと思ったのでお断りしたけれど、こういうモノ・食べ物を大事にするのは好感持てます。

colmar ice cream
コルマールのアイスクリーム達
お次はアイスクリーム。
27℃と暑い日だったので、列ができていた。この色合いと、デコレーション、 『美味しいもの万歳!』の南仏を思い出してしまった。マントンで食べた(正確には娘がチョイスした)バーバパパもあった!バーバパパも、私がマントンで選んだラムレーズン(これがまた美味しかった!)もすごく心惹かれたんだけど、何しろ暑かったので、さっぱりした洋梨に。しっかり梨していて、とっても美味しかった♪ フランスのアイスクリームは種類が豊富でとっても美味しい!

ここでバーバパパの楽しい豆知識。バーバパパとは、フランス語で綿菓子。『パパのお髭』からきているそう。(ツイッターでフォロワーさんに教えてもらった♪)

GILG Colmar
GILG Colmar店

さて、次はカフェではないのでテイクアウェイでデザートを買ったお店 GILG 60 grand-rue | 68000 Colmar
月-金 : 9:00-18:45 / 土 : 9:00-18:00 / 日 : 9:00-12:30

旧税関からすぐ。アルザス地方は、スイーツがパリレベルで大変美味しいらしいという情報をゲットしていたので、事前のネットサーフも熱が入った(笑)。確かに目で見て既に美味しそうなものが沢山。そんな中、コルマールにあるお店でビビッときたのがこのGILG。

Colmar GILG dessert先日ミュルーズのジャックJacquesに夕方寄ったら、品数が大変少なくなっていてガッカリしたという失敗を、ここコルマールでは繰り返すまいと、早めに行ってきました(笑)。いろいろあったのだから、違う種類のものを買ってもよかったのに、みんなが食べてみたいと思ったのが写真のデザート。ティラミスっていうのとルージュって書いてあったのを覚えてる。ちなみにこれ、私達が3つ買ってお終い。ほら、やっぱり早めに行かなきゃ!

見た目が美しいでしょ?お味の方は、美味しかったけれど、次回は他のものを試してみたいなという感じ。これよりも、歩きながら食べるのに買ったマカロンのマンゴキャラメルが最高に美味しかった!これは是非是非また食べたい。いずれにしても、また行くことがあったら、絶対立ち寄りたいお店。もっといろいろ食べたい♡

余談だけど、この後27℃の中を、これ持ってウロウロしたわけじゃありません。駐車場に戻ってクールボックスの中に大切に保管致しました。

Colmar Kouglof Thierry Mulhaupt
Thierry Mulhaupt  6 Place de l'École | 68000 Colmar
月: 13:30-18:30 /  火-土 :  9:00-18:30  /   日 : 9:00-12:00
    事前調査によると、アルザスと言ったら、クグロフKouglof は、はずせないという印象だったので、これもせっかくだから美味しいところのを食べたいな~とネットでチェック。お店によって、オリジナルのレシピを持っているようだったので、あくまでも私の好みで、周りにお砂糖がかかっているこちらのに決めた。うん、外がパリパリしていて、お砂糖もちょうどいい感じで美味しかった。リピートは、確実ではないけれど、十分にあり得る!

    Comlar langue de chat Obrecht
    次がOBRECHTのラング・ド・シャ langue de chat。
    これは特にコルマールの名物というわけではないみたいだけれど、美味しいお菓子を検索していた時に、どなたかが「コルマールでラング・ド・シャを買うならこちらを。」とおススメしていたのを覚えていた。何があるのかな~と何気なく入った、旧税関の近くのスーパーCasinoで偶然見つけたので買ってみたら、とっても上品で繊細な味。またコルマールに行ったら絶対ゲット・・・までの強いインパクトはないんだけれど(このお菓子自体がそうなんじゃないかな)、美味しいことは確か!


    Christine Ferber Jam 
     最後にクリスティーヌ・フェルベールChristine Ferber さんのジャム

    コルマールでは、ジブリの『ハウルの動く城』の中に出てきているプフィスタの家(Maison Pfister)の向いのお店で取り扱っている。ウィンドーに並べてあるので、左写真でパッケージを覚えておけばすぐわかるかと。

    Christine Ferber これは日本人の間でとっても評判がいいみたいだけれど、私は知らなかった(笑)。なので、正直ユーロでも「けっこうお高いじゃないの。」と思ったけれど(確か8ユーロ以上)、「ま、話のタネに。」程度に思って買ってみた。本当は南国フルーツ系が第一希望だったんだけど、置いてある種類が少なかったので、なんとなく選んだのがオレンジ・マルテーズ。

    開けると、これはオレンジジュースのような匂い?ちょっと舐めてみたら、美味しい~~~っ!予想を遥かに超えていた!トロピカーナか、はたまたバヤリース?とにかくオレンジジュースみたいな味♪ でもオレンジの皮の程よい苦味もあり。実は私、そもそもパンに塗って食べようとしていたのではなく、紅茶に入れようと思ってたので早速お試し。お・い・し・い!これはもうリピ確実!

    コルマールから車で15分位で行けるNiedermorschwihrという村にMaison Ferberとしてお店を構えていて、そちらのお値段は、幾らかお財布に優しいらしい。アルザス地方、食べ物(特にスイーツ)は美味しいし、少し外にでるとワイン畑が広がっていて風光明媚な所みたいだから、観光がてら秋頃に大人買いしに行きたい!


    というわけで、「スイーツが目にも舌にも美味しい~!」コルマールでした!

     (追記)8月の終わり、フェルベールさんのお店 行ってきちゃったよ♪