「海が見たい!」で始まった、春のコートダジュールでの休暇。今頃ですが回想録。
ニースを拠点に幾つか日帰りで観光した中で、期待以上だったのがサン・ポール・ド・ヴァンス。 観光案内のリンクはこちら
ニースを拠点に幾つか日帰りで観光した中で、期待以上だったのがサン・ポール・ド・ヴァンス。 観光案内のリンクはこちら
実は、マティスのロザリオ礼拝堂のあるVenceヴァンスに行く途中にあるので、ちょっと寄ってみようという感じだった。
事前にネットで入れた情報は、ピカソ・ミロ・シャガール等の芸術家が愛した村。シャガールに関しては、お墓がある・・・程度。
事前にネットで入れた情報は、ピカソ・ミロ・シャガール等の芸術家が愛した村。シャガールに関しては、お墓がある・・・程度。
城壁に囲まれた村の入り口手前のカフェ? |
サン・ポール・ド・ヴァンスは、ニースから20km位内陸に入ったところにある。急斜面の丘の上、城壁で囲まれているその様子から、こういうのを”鷲の巣村”というそうだ。私達は車で行ったけれど、ニースから400番のバスで1時間位みたい。詳しいことは上の観光案内のリンクでご確認を。
早めに朝食をとって、午前中には着いたんだけれど、既に観光バスを含む車がけっこう来ていた。中国系かなと思われるアジア人の団体さんもいた。
城壁の中に入ってほんの少し行った右手に観光案内所が。 2 rue Grande, 06570 Sain-Paul-de Vence
この観光案内所、営業時間は、2013年春の情報で
6月~9月:10:00-19:00 / 10月~5月:10:00-18:00
(土・日・祝日の13:00-14:00はお昼お休み)。ここで地図をゲット。一応ダンナ用にドイツ語版を取ったら、既に日本語版を貰っていたのを気付かなかったみたいで、「こちらに日本語がありますよ。」と英語で親切に声と掛けてくれた。
6月~9月:10:00-19:00 / 10月~5月:10:00-18:00
(土・日・祝日の13:00-14:00はお昼お休み)。ここで地図をゲット。一応ダンナ用にドイツ語版を取ったら、既に日本語版を貰っていたのを気付かなかったみたいで、「こちらに日本語がありますよ。」と英語で親切に声と掛けてくれた。
さて、この村、迷路のような小路が何ともいえない心地よい雰囲気を醸し出してる。ただ歩くだけで何だか楽しい。ワクワクして、且つ癒される。
とにかく素敵なんだけど、素敵だからこそ、観光客が多いのがちょっと残念だった。春の午前中でこれだから、夏の観光シーズンは、もっと人が多いんだろうな。早朝歩けたら最高かも。
偉大なアーティスト達に愛された村だけあって、ギャラリーや、小物・アクセサリー等を置いているお店が並んでいる。 チョコレート屋さんや、オリーブオイルを扱うチェーン店の支店も。フランスって、何処もそうなのかな?積極的に試食させてくれるのよね。
例えば、Real Chocolat (56 rue Grande)では、試食後ウチのがチョコレートをお買い上げ。正直、私は、悪くはないけど、このお値段だったら、スイスにも美味しいのあるよね・・・と思った(笑)。
そして、Première Pression Provence (68 rue Grande)。
プロヴァンスの物をいろいろ扱っているお店。私達が行った時は、若い女性が1人で接客。沢山のお客さんを相手に大変そうだったんだけど、いろいろ試食を勧めてくれてフレンドリーだった。
で、とっても美味しかったので、バルサミコを2種類お買い上げ。
ポンプ式で小さくて軽い、食べやすく砂糖を混ぜてあるものを日本へ里帰りする時のお土産用に。正統派(?)の砂糖なしの瓶入りを自宅用に。帰ってきてから、ニースのALZIARIで買ったオリーブオイルとサラダにかけて頂いてるんだけど美味しい~。バルサミコって、品質がピンキリだし、味も好みがあるところだと思うけれど、ここのは私のタイプ!Webサイトでみたら、ストラスブールに支店がある!今のが切れたら、ちょっと足を延ばして、買いに行きたい♪
ところで、とにかく忙しかったからだと思うんだけど、そういえばお釣りが少なかった。「〇△渡しましたよね?」と言ったら、すぐに訂正してくれたけど。ここだけに限らず、お釣りは確認した方がいいよね。
石畳をずっと先まで歩いていって、城壁の外へ出ると、そこにあるのは共同墓地。左の写真、この日はあまりいいお天気じゃなかったんだけれど、遠くに見えるのが地中海。
ところで、ここにシャガールのお墓がある。
奥の方に大そう立派なものが建っているのかと思ったら、門を入ってすぐ右手に、ごくごく普通の感じで。もちろん観光客が沢山集まっているから、すぐわかる。
シャガールってユダヤ教徒だったのね。
墓石の上に石がたくさん置かれていた。
目の前まで行って、触ったり石をのせることもできる。
最後に、私の琴線に触れたサンポール・ド・ヴァンスのディテールを2つ。
右の写真が、石畳の模様。そう!ただ石が敷き詰めてあるんじゃないの♡
そして、通りの名前を彫った標識板ならぬ標識石。こういうの大好き。
どこの通りも、こんな風になっているの。
石畳にしても標識にしても、こういう小ワザ、グッときちゃう!
サン・ポール・ド・ヴァンス、ついでじゃなくて、時間をとって是非また行きたい。何をするっていうんでなく、ただのんびりと散策したいステキな所♪
いずれにしても、できれば午前中早く、あまり観光客が多くない時間に行くと、雰囲気を楽しめると思います。