ストラスブールの遊覧船 |
この1時間10分のイル川クルーズ(遊覧船)は、ストラスブールに観光に行かれたら是非おすすめしたい!
個人的に、Colmarの遊覧ボートは、時間に余裕があれば・・・という感じだけれど、ストラスブールのは違う!
遊覧船のチケット売り場 |
Le Palais Rohanの裏あたり。とにかく大聖堂からイル川に向かっていけば、すぐに分かると思う。
幾つか乗り場があるけれど、まずは”Tickets"と看板が出ている、赤塗りのボートでチケットを買う。
大人9.60€。子供と学生は5.20€。
前回のPostでご紹介したStrasbourg Passを使う場合、先にこちらでチケットに交換してもらう。
ただし、このパス、14-16時の間は無効なのでご注意を。パスの1番下に小さく明記されているし、私の場合そうだったように、パスを買う時に観光案内所の方が教えてくれるはず。
私が乗った10月は30分毎に出ていた。値段や運行時間など、最新の情報はBATORAMAのWebサイトでご確認を。
比較的早めに乗船したので、「どちら側がオススメ?」と聞いたら、若いお兄さんから「ん~、両方。」と、そつのない返事が返ってきたのを覚えている。取りあえず私達は、ストラスブールの中心地になる中州側に座った。実際に乗ってみた感想・・・確かに大差はないかも。
先生に引率された、ドイツからの学生グループが2つ乗ってきて、ずいぶんと騒がしいクルーズとなったけど、どうせヘッドフォンして説明を聞いていたので、そんなに迷惑とも感じなかった。
そう、そう。ガイドはいろんな言語で聞くことができて、日本語もあり。
このクルーズ、ストラスブールの中心地を周りから見ることができて、現在も含めた歴史を知ることができる他に、もうひとつ興味深いものがある!それが、クルーズの途中に出てくる水門。
まず、水位の高い所へ行く為に通る水門。
ホントにギリギリの幅の狭い所に船が入ったところで水門を閉める。乗務員の方が外へ出て、ロープで船を固定する。その限られたスペースに高い方からどんどん 水が入ってきて、船がゆっくりと上がっていく。そして水位が十分に上がると、前の水門が開いて船が出て行く。
その間、周りにはギャラリーが沢山!上から見られてる立場だと、見せ物になってるような、ちょっと複雑な思いがないこともない。船を降りてから、プチ・フランスに向かう途中、私達も見学してきた。これ、船に乗って体験するのも楽しいし、その様子を陸から観察するのもまた面白い!両方おすすめ!
そして、後で逆に下がる箇所も出てくる。
音声ガイドを聞きながら、その昔ここで生活していた人達に思いを馳せているうちに、船は進んでいく。中州をぐるっと廻って、今のストラスブールを象徴する、欧州議会やarte(フランス語とドイツ語で、文化的なものというか、普通の民放や国営放送の番組とは毛色の違った映画などを放送しているテレビ局)の建物なども通る。
この遊覧船は本当によかった。ストラスブールの地理感も多少頭に入ると思うので、可能であれば、観光の初めの方に乗られることを、おすすめ!夏は屋根のないものが出ているみたいだから、日差しに気をつけて、風を受けながらの遊覧も気持ちがいいんじゃないだろか~。
さて、次は、歩いてみたストラスブールと、美味しいものについて!