15.9.13

Turckheim - テュルクアイム


Turckheim
Turckheim テュルクアイム
フェルベールさんのお店でジャムを買って、コルマールへ買い物に行くというのが当初の予定だったんだけれど、Turckheim(テュルクアイム)が思っていたより近いということがわかって、ちょっと寄っていこうということになった♪

フランス門とその手前の広場

テュルクアイムは、美味しいワインの産地ということで有名らしい。ウチのは、私が夏休みに日本へ里帰りしていた間に、この近く出身の知り合いに誘ってもらって、ワイン祭りに来ていた模様。

駐車場に車を停めて、フランス門 La Porte de Franceへと向かって歩いていたら、中が空洞になってる面白い木があった。裏側をみたら、"P"の目印が木に食い込む(食い込ませた?)形になっていた~。


テュルクアイムの村の風景

まず木の話になっちゃったけど、フランス門をくぐって村へ入る前の段階で、既にアルザス地方の可愛らしさ満載。中に入ったら、例によっておとぎの国の小さな村って感じ。Niedermorschwihr と比べたら大きいけれど、店やレストランの数は少なくて、本当にこじんまりとしている。

ちょうどお昼だったので、ここで前回のColmarと同じく、アルザス名物Tarte flambéeを。これ、残念ながら、多分私の苦手な山羊のチーズ入りだったと思われる。でもレストランのサービスはとてもフレンドリーだった♪



PINOT GRIS ALSACE
テュルクアイムで買ったPINOT GRIS
小さな村でも、勿論ちゃ~んとパティスリーあります。パッションフルーツのマカロン、とっても美味しかった♪

お店っていうお店は本当に少ないんだけれど、スーパーCasinoがあったので入ってみた。 スーパーって、その土地の名産物を置いてあったりするのよね。で、ここでゲットしたのはアルザスワインPINOT GRIS。ワインのうんちくは全くわからないので、お昼を食べたレストランで他のテーブルの人が飲んでいたのと同じのを選んでみた。これが大当たり!裏のラベルによると、パスタや鶏肉からエキゾチックなお料理(アジア料理も入る。ご飯の絵が描いてあった~。)まで、幅広くいろんなものに合うらしい。ここのワイナリーに直接行って、次回の里帰りのお土産にしようかと目論んでいる♪

テュルクハイム町役場の前
最後に、テュルクアイムの町役場の前の風景。このページのトップの写真は、違う角度から、ちょっとアップになってるもの。建物の様式もステキなんだけれど、手前の小さな庭園がいい。これ、庭園っていうと大げさに聞こえるほどの小さなスペース。でも、こういうスペースを設けて、きちんとお手入れしているところが、精神的な余裕みたいなものを感じてしまう。

町役場を背にして、この庭園をバックにアルザス地方の民族衣装を着て写真を撮れる、顔ハメ看板(ググったら、こういう名前だと初めて知った~。)がある。そこで記念写真をセルフタイマーで撮ろうとしていていた初老のフランス人夫婦がいて、 うまくいかない様子だったので、声をかけて撮ってさしあげた。喜んでもらえたと思う。一日一善。そしてこの後、コルマールへお買い物に行ったのでありました。Turckheim、いつかワイナリーとStaubのアウトレットを訪ねたい♪

P.S.
基本的に金曜日の午前中、門を出た所にある駐車場でマルシェがある模様。(2013年10月の情報)規模は大きくないけれど、野菜屋さんやパン屋さん等々が出ていた。

4.9.13

フェルベールさんのジャムを買いに - Niedermorschwihr

Maison Ferber, Niermorschwihr
メゾン・フェルベール

行ってきました!Maison Ferber! ジャムのフェルベールさんのお店!8月終わりの土曜日、気持ちのいいお天気でありました。

フェルベールさんのジャム、以前コルマールでマルテーズオレンジを試しに買ってみたら、想像以上の美味しさだった!コルマールの近くの小さな村Niedermorschwihrにお店を構えていて、他のお店より品数も多く、多少お財布に優しいお値段になっているといると聞き、アルザス地方の魅力にハマったことだし、是非行きたいと思ってた。

Niedermorschwihr
ニーデルモルシュヴィルの村

さ、前置きはこの辺にしておいて、いざNiedermorschwihr(ニーデルモルシュヴィル)へ。

村の入り口の駐車場は小さなものだったけれど、まずまずの数の車が停まっていた。メゾンフェルベールのある、この村のメインストリートを歩いている時も、土曜日ということもあってか小さな村にしては車がけっこう通る印象だった。 

そう、私達はスイスから車で行ったけれど、フランス、アルザス地方を公共の交通機関を使って旅行している方達には、ここ、ちょっと行きにくいそう。Colmarからバスが出ているそうだけれど本数がすごく少なくて、タクシーならば15~20分位とのこと。

駐車場からお店までは、すぐ。
Rue des Trois Epis通りは、アルザスの建築様式の建物に綺麗に花が飾られていて、ちょっと、おとぎの国のよう。それは小さな村だけれど、両側に幾つかレストランやワイナリーが並んでる。

ところで、 スイスの田舎に行くと、朱色のゼラニウムが窓辺に沢山飾られているのが目に付く。対して、この辺りは小振りの可憐な花で、主張しすぎない色合いが、センスのよいフレンチテイストを感じた。

Maison Ferber, confitur
メゾン・フェルベールのジャムの棚

Maison Ferber 18, rue des Trois Epis, 68230 Niedermorschwihr

レシートを見たら11:48ってなってるから、お昼前だったわけだけど、店内はかなりのお客さんの数だった。このサイトの頭の写真でわかるように、お店の前に車を停めちゃってたお客さんも。聞こえてきたのは、フランス語とドイツ語。

写真のジャムコーナー、定番もあるだろうけど、きっとその時、その季節で並んでいるものが違うんだろうと思う。そのほとんどが6.50ユーロなんだけれど、手前のテーブルに並んでいるものは、ビンの蓋のカバーや、賞味期限の明記がなくて、5ユーロとお安くなってた。

メゾン・フェルベールで買ったジャム達とトルテ

そして今回買ってきたジャム達
   ・Marmalade - ミラベル・さくらんぼ・ルバーブ・バナナ ・Mirabelles d'Alsace - ミラベル
   ・Comme un miel de citron - アカシア蜂蜜       ・Cassis d'Alsace - すみれ入りカシス
   ・Oranges maltaises - マルテーズオレンジ

今回は、せっかく来たのでトルテも1つ買ってみた。
  ・Tarte Sablee Aux Fruits - ナッツ、アーモンドクリーム、季節の果物のタルトサブレ

タルトの部分が、バターが効いていて、全体的にどこか家庭的で手作り感のある美味しさだった。
またジャムを買いに行ったら、きっと買ってしまう♪




 ”PLACE FUJI-T.V.”
 フェルベールさんのお店でジャムを買った後、村をちょっと散策していたら偶然見つけた。

1985年に放送されていた『アルザスの青い空』 というドラマのロケ地だったんだそう。私も見ていたら、感動があったんだろうけど、全く知らなかった。

それにしても、写真の向こう側にワイン畑が見えるでしょ?この小さな村は、ワイン畑に囲まれている。 帰りTurckheim へ向かった道、緑のワイン畑が広がっていて、とてもステキだった。


ニーデルモルシュヴィルの公衆トイレ

最後に、別にどうでもいことで、フェルベールさんのお店にもジャムにも全く関係ないんだけれど、村のかわいらしさの他に気付いたこと。村の規模に釣り合わないかなという感じの公衆トイレについて。

綺麗でモダンで驚いた!無料。
バリアフリーになっていて広い。中のドアの開閉はボタンで自動。あ、今考えると、停電にでもなったら厄介?

ちなみに私が行った時には、これだけの設備なのに、残念なことにトイレットペーパーがなかった。これはいつもないのか、たまたまだったのか不明。

最後がトイレの話になってしまったけれど、風光明媚なところにある可愛らしい村。

フェルベールさんのジャムとタルトを買いに、また行きたい♪ ジャムは、きっとまたすぐ消費してしまうと思う。
さて、次回のPostは、Colmarに行く途中に急遽立ち寄ったTurckheimについて♪