24.10.14

Jungfraujoch ユングフラウヨッホ

ユングフラウヨッホ、行きたければいつでも行けるというのもあって、行きそびれてたのよね。10月、お天気のいい日を狙ってようやく行ってきた。

Jungfrau railway
赤いユングフラウ鉄道
今年2014年は、日本・スイス国交樹立150周年記念だそう。そういえば、2012年はユングフラウ鉄道100周年記念だったね。

Interlaken Ost
インターラーケン オスト駅
 ユングフラウヨッホへの出発点は、インターラーケン オスト駅。すぐ横に観光案内所もある。



Berner Oberland Bahn
青いベルナーオーバーランド鉄道
ユングフラウヨッホ駅へは2回乗り換えが必要。まずはインターラーケン オストから青いベルナーオーバーランド鉄道で、Lauterbrunnen(ラウターブルンネン)か、 Grindelwald(グリンデルヴァルト)へ。

Jungfraujoch
インターラーケン オストからユングフラウヨッホ駅まで

どちら周りで行っても、そこでヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り換えてKleine Scheidegg(クライネ シャイデック)へ向かうことになる。同じホームから同じ時刻に出発。途中のZweilütschinenで分割になるので、乗る前に車両の行き先を要確認。

Wengernalpbahn
ヴェンゲルンアルプ鉄道の中
私達は、何となく、行きはラウターブルンネン経由、帰りはグリンデルヴァルト経由にしようということに。で、ラウターブルンネンで、緑と黄色のヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り換えた。10月の平日ということで、ここまでは座席に余裕あり。

Jungfraubahn, Kleine Scheidegg
クライネ シャイデック駅に停車中のユングフラウ鉄道
クライネ シャイデック駅で、赤いユングフラウ鉄道に乗り換え。ここでグリンデルヴァルト経由で来た人達と、同じ電車に乗ることになる。たぶん、既にグリンデルヴァルトに滞在している人達も来るので、満席に近い状態に。一緒に行っても、ちょっと離れた席に座ることになっている人達もいた。

途中、アイガーヴァント駅(Eigerwand)とアイスメーア駅(Eismeer)駅で停車する。ガラス越しに見える景色もなかなか良いので、強くオススメというわけではないけれど、どちらか一方で降りてみるのもいいかも。ちなみに、帰りは停まらないのでご注意。

Jungfraujoch
ユングフラウヨッホの展望台
そして、海抜3,454m、ヨーロッパで一番高い所にあるユングフラウヨッホ駅に到着。ここからエレベーターでJungfrau Top of Europe へ。建物の中でもけっこう冷えてるし、展望台の外に出ることを考えると、どの季節に行くにしても事前に気温などチェックして服を用意していったほうがいいと思う。私達も、ウルトラダウンのジャケットを持っていって正解だった。そうそう、富士山五合目簡易郵便局とユングフラウヨッホ山頂郵便局は姉妹郵便局ということで、日本宛専用の赤いポストがある。


Jungfraujoch
ユングフラウヨッホ アイスパレスなどなど

3,571mにあるガラス張りのスフィンクス展望台、外のバルコニーの他に、氷の彫刻が飾られているアイスパレスとか、リンツのチョコレート販売所、レストランもある。他のアジアの国からの観光客は、チョコレートを沢山買っていたけども、何もここで買う必要もないと思うし、レストランと言っても大したものじゃないので、私達はクライネ シャイデックまで降りて食べた。

帰りのユングフラウ鉄道は、それは混んでいた。席がなくても乗せてしまうようなので、座りたい場合は、様子をみて次の電車を待ったほうがいいと思う。

最後に登山電車のお値段。
スイスパス(スイス国内交通機関が期間内乗り放題ということで売られている定期)なしだと、インターラーケンオストからユングフラウヨッホの往復で、約200フラン。(2014年10月)
ただ、電車の中で話した、英国から観光に来ていた人によると、スイスパスはユングフラウヨッホ駅まで完全にカバーしているわけではないそうで(割引はある模様)、彼は結局130フラン払ったそう。詳しく知りたい場合は、インターラーケン オストの観光案内所や、駅のインフォメーションで確認されることをおすすめ。

さて感想・・・自然の姿は美しい♪
それにしても、100年も前に、こんな山の上にこんな鉄道を敷いてしまったなんて、凄いね、スイス。




20.10.14

Nice ニース - レストランetc. 美味しいもの 2014年秋

前回、初めてのニースは春。食べ物は美味しいし、気候もマイルドで最高!というわけで今回は1年半ぶりで秋のニースへ♪

Nice ocean
ニースの秋 アパートのバルコニーからの風景
10月中旬、秋といってもニースはまだまだ暖かかった。家の者達は、海で泳いできたし(笑)。私も足だけ入ってきたけど、この時期にまだ泳げる陽気だなんてホント羨ましい限り!


HANgoût Nice
HANgoût 日本人シェフの美味しいフレンチレストラン
さて今回是非行きたいと思っていたのがHANgoût
5 Rue du Moulin, 06300 Nice
☎ +33 4 22 16 99 26

ツイッターでこちらの神谷シェフをフォローさせてもらっているという経緯。
とても美味しかった♪ 夜、テラスで頂いたので、照明が暗くてうまく写真が撮れなかったのだけれど、茄子の冷製クリームスープも、前菜のタコも、もちろんメインディッシュも、もちろんデザートまで、どれも素材の味が生かされて、繊細な美味しさだと思った。

ちなみにメインは、ウチのは、その日のお魚だったマグロ、私と娘は鴨を。どちらも和風テイストが入っていたように思う。付け合せの野菜も味わって頂いた。

デザートは、イチジクのタルトとブラウニーとタルトタタン風(?)のもの、それぞれ違うものをとって、3種類楽しんだ。どれもトレボン♪

コースだと確か38ユーロで、アラカルトだと17~18ユーロ位だったと思う。
今後、星が付いちゃって格が上がると残念だなぁ~などと申し訳ないことを(笑)。カジュアルで、サービスの人達もフレンドリーな、こんなレストランでいて欲しい~。1~2年に一度行けるか行けないかのお客の勝手な希望だけども。

私達が行った10月は、週末以外なら予約なしでも大概大丈夫ということだったけど、春夏のシーズン中は、きっともっと忙しいと思うので、予約をしてから行かれたほうが確実かと。シェフは、肉料理がお得意なようだけれど、お魚も大変美味しかった♪


Negresco, La Rotonde, Nice
ネグレスコホテル  ”ラ・ロトンド”

次が Hotel Le Negresco
37 Promenade des Anglais, 06000 Nice

ブラッセリー"La Rotonde"のランチセットを狙ってみた。飲み物は別で、エスプレッソとデザート付で25ユーロ。

その日の内容を聞かないで注文してしまったら、暑いのに、何とストウブのお鍋に入ったアルザス名物のシュークルートが出てきた(汗)まぁ普通に美味しかったけども、この季節感のない選択、正直いかがなものかと思った。。。

次にデザート。チョコレートとジンジャーのムース、ピスタチオのプチタルトは普通に美味しかった。チョコレートのマカロンは、この程度なら他に美味しいところは沢山あるなぁ~という生意気な感想。

ニースの美味しいものってお題だけども、決して美味しくなかったというわけではなくて、ワインやミネラルウォーターをプラスした最終的なお値段で、この内容なら、メリーゴーランドのような内装も一度見てきたことだし、私はリピートはなし。

というわけで、別にオススメではないけれど、有名老舗ホテルのレストランだから、 関心がある方も多いかと思ったのでご紹介。こちらより、先述のHANgoûtの方がオススメ♪


PAUL Nice
ニース中心地にあるPAUL
レストランではないけれど、日本にも出店しているパン屋さんのPAUL
3, boulevard Victor Hugo, 06000 Nice 

中心地のショッピングストリートAv Jean Meducin(ジャン メドゥサン通り)からすぐ。ちなみにバゲットは1ユーロ、エクレアは2.20ユーロだったと記憶している。ラズベリーの入った生クリームのエクレアがとても美味しかった。6.45ユーロからのメニュー(サンドイッチ+飲み物+デザート)もあるみたい。陽気のいい時期なら、テラスで美味しいサンドイッチやスイーツを楽しむのもいいと思う。1人とても感じのいい店員さん(ムシュー)が♪




28.9.14

Ribeauvillé - リボヴィレ

Ribeauvillé Alsace
Ribeauvillé リボヴィレ
肉屋の塔(Tour des Bouchers)

大好きなアルザスのかわいい村巡り。今回はリボヴィレ。
実は6月に一度行ったのだけれど、曇っていたので、もっとお天気のよい時にまた来たいと思っていた。上の写真、青空にトリコロール! "vive la france~!"って感じ?9月の最初の週末にお祭りがあるそうなので、もしかしたらちょっと特別な姿を見れたのかもしれない。

Ribeauvillé リボヴィレの観光案内サイト
コルマールからのバスの時刻表
私達は車で行ったけれど、コルマールからバス(Linie 106,109)で行けるみたい。周りはワイン畑が広がっているので、お天気に恵まれれば、ステキなドライブになると思う。

Ribeauvillé Alsacee
リボヴィレの町並み

リボヴィレ、他のアルザスの村同様、メルヘンチックで可愛い。ウィンドウを覗きながらぷらぷら歩くには、エギスアイムよりお店の数が多いかな。そうそう、アルザスにはワイナリーが沢山あって、どこの村の商店街にもワイン屋さんが多い。重いモノだけれど、自分用のお土産に、アルザスワインは持って帰る価値十分にありだと思う♪


Ribeauvillé Alsace
リボヴィレのお土産屋さん
コルマールより全然小さな村だから、そんなに時間をかけて観るものがあるわけじゃない。
通りをぶらぶら歩いて、雰囲気を楽しむところ。お菓子等々アルザスのスペシャリテのお土産なら、ここのお店がなかなか良いと思う。↓

La maison du Pain d'Epices
35 Grand Rue, 68150 RIBEAUVILLÉ

こちら、2014年春の伊勢丹「フランス展」に数量限定で日本初上陸したADAM アダム”こうのとりの卵型チョコレート”も置いてる。伊勢丹のバイヤーの方のお眼鏡にかなっただけあって、とても美味しい。ちょっとかさばるけど、周りがしっかりコーティングされてるので、例えば暑い時時期でも溶けにくいと思う。

このアダムのチョコレート、自宅用のお土産なら、ここで買える袋入りの方が量が多くて割安。
お友達等々へのお土産ならば、ちょっと割高になるけど、コルマールやリクヴィールなどにあるHansiのお店の、かわいいパッケージに入っているものもオススメ^^

Ribeauvillé, GILG
アルザスの美味しいパティセリー GILG リボヴィレ店
そして私の大好きなGILG。

1 rue des Tanches, 68150 Ribeauville

コルマールにもお店あり。ケーキもマカロンもチョコレートも絶品。残念ながら、コルマール同様、ティーサロンにはなっていないので、後でホテルの部屋で頂くとか、チョコレートやマカロンだったら、歩きながらでも ♪

最後に、車ではなく、公共の交通機関を利用してのアルザス観光で、時間も限られているならば、リボヴィレとリクヴィールのどちらか・・・といえば、私はリクヴィールを選ぶかな。

我々は、先のお土産屋さんでADAMのチョコレート、GILGでミルフィーユとマカロンを買って、Riquewihrリクヴィールへ。



21.8.14

Finnair フィンエアー

Finnair
フィンエアー ヘルシンキ空港にて撮影

初めてのヘルシンキ経由の里帰り。帰りはフィンエアーの機体であった。行きは新しいJALの機体で、綺麗で快適この上なかった。まぁJALについては沢山の方が情報をアップされていると思うので、フィンエアーについて、特に機内食を中心にご紹介~。

Finnar snacks
フィンエアーで出てくるスナック
成田を飛び立って暫くすると、ドリンクとスナック(あられ?)が配られる。日本の会社のもので、どちらかというと薄味に作られていたように思う。お豆が美味しかった♪ 量は少ないデス~。


Finnir Food
フィンエアーの機内食
メインの機内食、肉と魚が選べた。何となく私も娘も肉をチョイス。(どちらか魚にすれば、両方写真が撮れたのにねぇ~。)お味の方は・・・フィンエアーの機内食はマズイという話を何軒か小耳に挟んで、期待せずに(というか、覚悟して)頂いたけれど、ふむ・・・ま、所詮エコノミーの食事ですからね~~ってとこか。毎年他のエアラインも使って日本に帰っているけれど、確かにレベル的に上位には入らない。特筆すべきは、しょっぱいこと。食後めちゃくちゃ喉が乾いた。オレンジのケーキは、普通に美味しかった♪

Finnair icecream
フィンエアー 途中で出てくるアイス
仮に完食しても大した量じゃないので、小腹がへったな~~って頃に、他のエアライン同様、アイスクリームが配られる。(私達は、もしもの不味さに備えて、おにぎりを買っていたので、それを食べた後だったんだけども~。)

Finnair food
フィンエアー 軽食
 もうすぐヘルシンキに到着ですよ~って前に、2度目の機内食が出てくる。ほうれん草か何かのフェットチーネだろうか。これが尋常でないしょっぱさであった。美味しくないからじゃなくて、しょっぱくて最後まで食べられなかったというか、たぶん半分位しか食べなかった。娘も同じ感想~。スイスも寒い国だから味付けが濃いなぁと思うこと多いんだけど、フィンランドの方は、その上を行ってるんだろうか?たまたまこの便が塩気いっぱいになっちゃったんだろうか???

Finnair Karl Fazer chocolate
フィンエアー 最後にくれたチョコレート
そして最後の最後に、客室乗務員の方が籠に沢山チョコレートを入れてやってくる。ひとり一個ね.Karl Fazerっていう、ヘルシンキの老舗チョコレート屋さんのものらしい。最初、この名前、ドイツのか?・・・と思った。ググったところ、スイス人の血が入ってるらしい。頂いたのはミルクチョコレート。

機内食中心にお届けしたので、あまりポジティブな感想でないように思われるかもしれないけれど、感じ悪いわ~~っていう欧州系のエアラインもある中、客室乗務員の方達は、笑顔でサービスしてくれたし、普通にフレンドリー。

なんといっても、ヘルシンキと成田の間が9時間、10時間というのは魅力的。ヘルシンキの空港もコンパクトで分かり易くていい。

受託手荷物(スーツケース)も、フィンエアーのエコノミーは無料で預けられるのは1個なんだけれど、事前にネットで申し込んでおけば、50ユーロで追加できる。郵便で送ったりするより安いので、私は今回利用した。JALは2つまでok。(どちらも2014年8月の時点での情報。)

というわけで、お値段にもよるけれど、次回の日本への里帰りもヘルシンキ経由(JALかフィンエアー)をチェックするつもり。食事に目を瞑れば(何か買って乗るとかね?)、フィンエアー、悪くないんじゃ~ないでしょうか。




27.6.14

Aareschlucht - アーレ渓谷

Aareschlucht
Aareschlucht アーレ渓谷

大変お天気がいいのは良いが、30℃超えの予報が出ていた、とある連休。
野外で且つ涼めるところ・・・とググって目に留まったのがアーレ渓谷(Aareschlucht)。うちのスイス人もまだ行ったことないらしいし、ベルナーオーバーランドなら、比較的行きやすい距離。ここに決定!

家を出るのがちょっと遅くなってしまったせいもあり、途中何度か渋滞にハマって、着いた時には専用駐車場は空いてなかった(汗)。西と東、両方試したけど満車。結局、この後に行きたいと思っているライヘンバッハの滝(Reichenbachfall)の近くに停めることとなった。(Webサイトに出ているけれど、アーレ渓谷の入場と、ライヘンバッハの滝へのケーブルカー(往復)のコンビのチケットがお得。)

このアーレ渓谷、自然が作った姿は予想以上に素晴らしかった。その景色は、スマホに付いてるカメラや、普通のデジカメじゃ収められない!というのをお断りしてから、少しばかり写真を。

Aareschlucht
アーレ渓谷 比較的狭い所

Aareschlucht
アーレ渓谷 こういう所を歩きマス
アーレ渓谷、行ってみようかな~と思われている方に、幾つか情報をご提供。
まず、靴はスニーカーのような感じのモノで十分。ヒールのあるものじゃ歩きにくいと思うけれど、サンダルで来ている人達もいて、問題なかったと思う。

暑い日に涼みにいくのに最適っていう感じだけれど、寒く感じるほどではないので、どの季節に行くとしても、ここの為にわざわざ羽織物は必要ないかと。

この日は駐車場は満車。道の両脇に路上駐車がいっぱいという状態だったけれど、入ってしまえば押し合いへし合いになる場所はないので、快適に観れる。

ここ、入り口は2つあるわけで、どちらからか入って、帰りはMIB(マイリンゲン-インターラーケン鉄道)で戻ってくるという方法が選択肢のひとつとして案内されている。でも、歩いて戻っても全く苦じゃない距離。私達は、もう一度景色を楽しみながら歩いて戻った。

私達は車で行ったけれど、電車を使う場合は、SBB(スイス鉄道)でMeiringenまで行き、MIB(マイレン-インターラーケン鉄道)に乗り換えて、Aareschlucht WestかAareschlucht Ostで下車になるみたい。私達のように渓谷を歩いて往復するなら、Westで降りる方が便利かもしれない。

meringue, Meiringen
メレンゲ
 さて、入り口の売店に、大きな箱に入ったメレンゲが売っている。この近くのマイリンゲン(Meiringen)が、メレンゲ発祥の地という話があるそう。私は特に好きではないので買わなかったけども~。

というわけで、アーレ渓谷を満喫し、次はライヘンバッハの滝へと向かったのであった。




3.5.14

アダム ADAM(アルザス) - こうのとりの卵型チョコレート


Adam, Oeuf de cigogne
『アダム』の"こうのとりの卵"他
伊勢丹「フランス展」のサイトで、「メゾン・アダム」のこうのとりの卵型チョコレート”なるものを発見。
残念ながら、この「フランス展」には行かれないけれど、ちょうど春休みに行こうと思っていたアルザス地方、お店を探して寄ってみることにした。「メゾン・アダム」では検索できなかったけれど、ドラジェ屋さんの「アダム」が出てきた。ここだっ!
DRAGEES ADAM  Webサイトのセンスはちょっとスゴイ(笑)。 


Dragees Adam
『メゾン・アダム』と紹介されていた『ドラジェ・アダム』?
 Rue de la Gare | 68420 Herrlisheim
 月 : 14:00-18:30  / 火-木 :  9:30-12:00,14:00-18:30 /  土 : 9:30-12:00,14:00-17:30

工場にお店が併設されてる。入り口には、まだイースターのウサギさん達がいた。店内の写真は撮らなかったけれど、正直、Webサイト同様あまり趣味がいいとは思わなかった(笑)。地元の方達御用達のお店なのかな、土曜日の午前中、小さな赤ちゃん連れとか、お祝い事のドラジェを注文しにお客さんがけっこう沢山来ていた。

oeuf de cigogne, Adam
『アダム』の"こうのとりの卵型チョコレート"

さて、まずは"こうのとりの卵型チョコレート"、中のプラリネがとっても美味しい!口どけのよいマイルドな甘さ。私はハーゼルナッツあまり好きではないんだけれど、それでも美味しいと思った!伊勢丹「フランス展」に限定で日本に初めて入ったらしいよぉ~って説明付きで、次回の一時帰国のお土産にしてもいいかも(笑)。


fruits dragéifiée, Adam
フルーツのドラジェ
他に、一番上の写真の左側の "fruits dragéifiée"というのは、果物のドラジェと訳していいんだろうか?私はフランスに住んでいるわけではないし、フランス菓子に詳しいわけではないので、正しくないかもしれない。大好きな"ミラベル"という名前を見て、な~んとなく買ってみたんだけど、これも美味しい!ミラベル・プラム・ブルーベリー・ラズベリー味が入っていて、どれもそれぞれのフルーツの味がしっかり感じられて美味しい♪
  
写真右のはビスケットボールとでも訳していいんだろうか?"Croustibis"って書いてある。コーティングに使われてるチョコレートは、ティラミス・プラリネ・青レモン・ラズベリー味。これは、普通に美味しかった。

特に"こうのとりの卵型チョコレート"と、フルーツのドラジェが、思っていた以上に美味しかった♪ "こうのとりの卵"に関しては、さすが、伊勢丹のバイヤーさんが選んだだけのことはあるなという感じ。このあとコルマールのスーパーマーケットで、偶然このフルーツのドラジェは見かけたけれど、他にどこで取り扱っているんだろう?うちからコルマールなんかに行く場合、通り道ではないんだけれど寄り易い場所にあるから、またここに買いに行ってもいいんだけどね。フランスやアルザスのお店で見かけたら、買ってみて後悔する味ではありません。おススメ!

P.S.
もし車ではなく、公共の交通機関を使って行かれるなら、すぐ前(お店の入り口から見ると横)に駅が見えたので、駅まで行ってしまえば歩いてお店にたどり着けます~。



30.4.14

Eguisheim エギスアイム

Eguisheim
Eguisheim エギスアイム
フランスの最も美しい村に指定されたというエギスアイム、一度行ってみたいと思っていた。路地を歩くと、ディズニーの映画『美女と野獣』を思い出させる♪


Eguisheim
エギスアイムの村
アルザスは、コルマールストラスブールといった比較的大きな町の規模を知っているし、ジャムのメゾン・フェルベールのあるニーデルモルシュヴィルテュルクアイムも行っているので、エギスアイム、小さなものだろうなと想像していた。実際小さいんだけれど、この規模にしては観光を楽しむという意味で充実していると思った。

Eguisheim Petit train
エギスアイムのプチ・トラン

駐車場に車を停めて村に入ると、フランスの観光地でよく見るプチ・トランが。どこも短時間で観光したい時は便利でいいよね。


Eguisheim
エギスアイムの路地
狭い路地を歩いていると、その昔使っていたと思われる手動式のワインプレス機があったりする。石畳の間から建物の壁に沿って伸びている木もあったり。これはたぶんイジチクかな。


Eguisheim, saucisson sec
エギスアイムのソシソン・セック(サラミ)のお店
Chez Thierry 14a rue du rempart sud | 68420 Eguisheim
まずカワイイ 豚さんの絵が目に留まったお店。Saucisson sec屋さん。その細かい定義は知らないけど、サラミ。気になるものを試食させてくれる。私達にはドイツ語で接客してくれたけど、きっと英語もできるんじゃないだろか?

saucisson sec
ソシソン・セック達

Pinot noirとMyrtilles(ブルーベリー)風味のものをひとつずつお買い上げ。どちらも噛めば噛むほど美味しい。ちなみにブルーベリーは、写真真ん中右寄りのやけに黒いもの。確か1本5.50ユーロで、4本以上から、沢山買えばお買い得のお値段になっていた。冷蔵庫に入れないで3ヶ月は大丈夫だそう。

Eguisheim restaurant
エギスアイムのレストラン

Caveau-Cabaret Heuhaus  7 rue Monseigneur Stumpf | 68420 Eguisheim
お腹が空いてきたので、事前にチェックすることなく何となく入ったレストラン。"Bar"とか書いてあるし、正直そんなに期待していなかった。入り口で、ヨーロッパの春の風物詩”アスパラガス(アルザス産)”の文字を見たので、「ま、コレでいいか。」って感じだった。しかし!家族が頼んだものを少しずつ食べさせてもらったけど、どれも予想以上に美味しかった!ひとり20 ~ 25ユーロだったと思う。テーブルでフランベしてくれたデザートのクレームブリュレも美味であった♪ サービスも感じよかったし、次回またここで食べてもいいな~と思う。


Eguisheim Wolfberger
エギスアイムのワイナリー Wolfberger
Wolfberger 6 Grand'Rue, 68420 EGUISHEIM
エギスアイムもアルザス有数のワイン処。ワイナリーが幾つもある。ワインやクレマン・ダルザスを飲んだことがあるWolfbergerに入ってみた。広くてオープンなスペース。私の好きなピノ・グリを、自宅用と、小さな375mlのボトルで次回の一時帰国のお土産用に少しお買い上げ。今回初めて買ったピノ・ノワールが楽しみ♪

エギスアイム、今回、残念ながら曇っていたのと、一番綺麗な季節には少し早すぎた感じがしたので、初夏に是非もう一度行ってみたい。ウチのが去年の夏に行った時は、もっと観光客が多くてテラスの席に沢山の人が座っていたそうなので、また雰囲気が違うんじゃないかな。



28.4.14

カフェ MIYUKO(チューリッヒ) - Les Gourmandises de Miyuko

 Les Gourmandises de Miyuko zurich
Les Gourmandises de Miyuko


この カフェMIYUKO(Beckenhofstrasse 7 | 8006 Zürich)、3年も前からあるそうなんだけれど知らなかった。なぜか、どこからも情報が入ってこなかった(笑)。Hiro Takahashiさんみたいに日本人のパティシエさんじゃなくて、スイス人が経営しているからかな?とにかく「ありがとうツイッター!」ってわけで、ちょうど春休みなので、情報をゲットしてから数日後に行ってきた♪



 Les Gourmandises de Miyuko
カフェMIYUKO(チューリッヒ) お店入ってすぐ左

外観が既にいい感じだけれど、一歩中に入ると、こだわりを持って作ったことが伝わってくる。
レジの所にカワイイ衣装を着た店員さんがいたのに、何やら一生懸命に書いていて挨拶もしてこなかったので、勝手にお店の奥へ。なかなかいい感じだったけれど、窓際は先客がいたので、いいお天気だし、結局戻って入り口のすぐ横のテーブルに勝手に座りました(笑)。


 Les Gourmandises de Miyuko
MIYUKO入ってすぐ右側のテーブル

入り口のすぐ横とは言っても、けっこうゆったりできる、いい感じのスペース。混んでいて相席にでもならない限り、ここはここで、快適だと思う。


 Les Gourmandises de Miyuko
カフェMIYUKOのケーキたち

平日の夕方だったんだけれど、こんな感じで十分な数のケーキがあった。ただ今思えば、マカロンはなかったから、売れてしまったのかな?グルテンフリーとかヴィーガン向けのものも置いてあった。写真左、手前のものが確か39フランって言ってたかな。奥のは、もっと高かった。手が込んでるもんね。

 Les Gourmandises de Miyuko
MIYUKO ケーキとコーヒーのセット

抹茶ラッテも心引かれたけど、コーヒーとプラリネが付くケーキのセットに決定。12フランなり。ケーキと飲み物(お茶とかソフトドリンク)にするよりお得。これはヨーグルトとレモンのケーキ。美味しかった。日本人の口にも合うと思う。コーヒーがまた美味しかった。こだわって選んだ豆に違いないと思われる。

サービスは、ある意味典型的なスイス風だと思った。「もう来ないよ!」っていうほど悪くはない。聞いたことにはちゃんと答えてくれたしね。でも愛想がないっていうか、あれは決してフレンドリーとは言えないなぁ。だいたい、お客さんが入ってきたら、取り合えず挨拶するべきだよね?

でも何より美味しかったし、内装もよかった。お値段もスイスにしては良心的。また行くと思う。あ、今度は抹茶のチョコレートを買ってきたいな♪

開店時間は、月~土:9時~18時、日:9時~17時 だそうです。日曜日も開いてるなんて、働き者!




9.1.14

モン・ドール Mont d'Or フランス産とスイス産

Mont d'Or
フランス産(左)とスイス産(右)のモン・ドール

Mont d'Or(モン・ドール)は、秋~春(冬)の季節限定チーズだそうだ。
暑さに弱く、そもそもあまり日持ちしないらしい。国境であるJura(ジュラ)山脈周辺で作られているので、フランス産とスイス産がある。ふたつを食べ比べしてみた。
ちなみにスイスでは、スイス産のモン・ドールは普通にスーパーで売っているけど、フランス産はチーズ専門店や上級デパートで取り扱っている。今回のはクリスマス前にコルマールで買ってきたもの。これが、スイスで買う半値でお買い得感あった!

比較の前に、モン・ドールの印象。この チーズは臭いっ!一応パックされてるんだけど、更にビニール袋に入れて冷蔵庫に入れないと、開ける度にその臭いに顔をしかめることになる。それがテーブルにのってると、鼻が慣れてくるんだろうか?気にならなくなるんだけど。味はクセがないというか、チーズがどちらかというと苦手、もしくは特に好きでもないという人にも食べ易いと思う。(私が正にそのタイプ。)

フランス産とスイス産のモン・ドールの基本的な違い
フランスでは生乳(無殺菌乳)、スイスでは殺菌乳が使われるそうだ。そしてマグネシウムの含有量が、スイス産の方が幾らか多いそう。

素人が見ても明らかなのが色。
フランス産は白い。対してスイス産は写真よりも、もっとオレンジがかっている。それと、恐らく生産の過程でつく表面の布目が違う。(← これは風味とは関係ないと思うが。)


フォン・ドール(モン・ドールのフォンデュ)

フォン・ドール (モン・ドールのオーブン焼き)
ところで、モン・ドールは、フォンデュのようにして温かく食べる方法がある。これは、新品(?)を使ってもよし、まずはバゲットにのせて食べて、後日残りを使って作ってもよい。
新しい場合は、外側の皮の部分に十文字に切り込みを入れて、そこから中に白ワインと、お好みでニンニクの欠片を入れる。木箱の周りをアルミホイルで包んでオーブンに入れ、いい感じの焼き色が付くまで焼く。この時、オーブンから漂ってくる木の香りがたまらなくいい♪ 上の写真のように、まさにチーズ・フォンデュ風にパンで食べてもいいし、茹でたジャガイモや、ウィンナーソーセージにのせて、ラクレット風にしてもいい。我が家は後者の食べ方。

普通にバゲットにつけて食べる場合は、冷蔵庫から出してすぐだと固いので、1時間位前に出しておいて、スプーンですくえる柔らかさにする。

さて、食べ比べに戻ると・・・
私はチーズの専門家じゃないし、そのうんちくはわからないので、ここから先は、違いを一生懸命に言葉にしようと努力したものであることを、お断りしておく~。ただ、違うというのは、すぐわかった。

まずフランス産は、風味が複雑っていうのかな。そして辛口っていう感じがした。対してスイス産は、単調シンプル。どちらもネガティブな意味じゃない。

フランス産のどこか複雑な風味は、つまり洗練されてるっていうやつかなと思った。

対してスイス産は、素朴なチーズ!って感じ。
Twitterのフォロワーさんの表現が的を得ていたので引用させて頂くと、ハイジが食べてるチーズから連想する味。

両方それぞれの美味しさがあって、どちらが好きかは好みの問題かな。とにかくモン・ドール、美味しい♪