26.6.13

Menton マントン

4月終わりから5月初めにかけて、1週間のコートダジュールでの休暇。拠点のニースから半日ちょっとMentonマントンへ。

Menton
もちろんマントンの海も透けるようなブルー
イタリアとの国境にある街Menton。毎年2月にレモン祭りなるものがあるそう。リタイアした人達が多く住んでいるらしい。私達は車で行ったけれど、ニースから電車やバスが来れるので、ここまで足を延ばす観光客も沢山いる模様。
Menton Tourist Office
8 avenue Boyer, 06506 Menton

Winter - Monday to Friday : 8.30a/m to 12.30p/m and 1.30p/m to 6p/m
               Saturday: 9a/m to 12m/d and 2p/m to 6p/m

Summer - every days: 9a/m to 7p/m

※ 時間も含め、詳しいことはマントン観光案内サイトで再度ご確認を。地図もダウンロードできます。
朝は早めにニースを出発。市場の前の駐車場に車を停めて、まずは朝食。クロワッサンとカフェオレ。駐車代に小銭でおつりが欲しかったんだけど、ジェスチャーに片言のフランス語、最後に"シルヴプレ+笑顔"で十分理解してもらえた(笑)。今回のコートダジュールの旅、基本、知ってる単語と言い回しをフルに使って、フランス語を話してきた私。何処でも面倒がらずに、変なフランス語を理解しようとしてくれた南仏のみなさん、ありがとう~。

Marche couvert Menton
椰子の木が似合うマントンの市場

MARCHE COUVERT マントンの市場

いかにも南国っぽい素敵な建物。さっきのカフェでは置いていなかったブリオッシュを見つけた。とってもフレンドリーなお兄さんとの「お砂糖のかかってる方?それともナチュレ?」等々小さなやりとりが思い出される。。。


ここで「重いからあとで。」と思っていてすっかり買い忘れたのがレモンのワイン。レモンの街の、レモンのワインなるもの、次回は絶対に欲しい~。



Mairie de Menton
マントンの市役所


Salle des Mariages (Mairie de Menton) 
結婚の間 リンクはこちら

マントンで一番楽しみにしていたのが、Jean Cocteau ジャン・コクトーが壁画を描いた結婚の間。 市役所内にあって、ここマントンの人達が結婚する場所(外国人もOKとか。ネット情報では、日本から来る人達もいるみたい。)なので、塞がっていればもちろん見学できない。 

お役所だから8:30 -12:00, 14:00 - 16:30(2013年春)と開館時間も限られてる。午前中に行けば、その時ダメでも午後の予定もわかる・・・というわけで、早めに見学。料金は2ユーロ。中は写真撮影禁止。上に貼ってあるリンクで見れます。

期待通りとっても素晴らしかった!本当に素敵な空間。
ただ、自分が冬太陽が出ない暗い所に住んでいるからかもしれないけれど、こんなにお日様が似合う街なんだから、もっと明るい部屋で結婚すればいいのになどという余計な思いも頭を。いつもお天気がいい所の人達には、きっとそれが当たり前で特別なものではないのよね。


Museum Jean Cocteau, Menton 
Musée Jean Cocteau Collection Severin Wunderman   ジャン・コクトー美術館
リンクはこちら

そのジャン・コクトーの美術館。
マルシェの近く、海のすぐそばにある、とってもモダンな外観。中も広々としていた。ただ、先に結婚の間の壁画を見てしまったからだと思うけど、コレクション自体は特に感動するものではなかった。こういうのは人それぞれ感想が違うものだと思うけど。



Ice cream Menton
バーバパパを売ってるアイスクリーム屋さん


さてマントンでの美味しいものの思い出といえば、ランチに食べた、私の中の欧州風海の幸の定番、スパゲッティ・フルッティ・ディ・マーレ。最高に美味しかった!ムール貝たっぷり!スイスでも食べられるけど、あんなに沢山のってないし(笑)、何といっても味が違った。あれは新鮮な美味しさだったんだと思う。お腹が空いてたので写真撮るの忘れちゃったし(笑)、どこのレストランだったか覚えていないけど、きっと何処で食べても、あれがコートダジュールのレベルと思われる。

それと、アイスクリームも美味しかった。後でコルマールColmarに行って気付いたけど、南仏だけじゃなくて、きっとフランスのアイスクリームはレベルが高い!私のラムレーズンも、娘のバーバパパも何の味だかよくわからなかったけど、とっても美味しかった。このバーバパパ、後でフォロワーさんに教えてもらったんだけど、フランス語で綿菓子のことなんだそう。後で思うと、納得!ちなみに、パパの髭ってところからきているそう♪
  
マントンはニースより静かでこじんまりとしていて、いいお天気を楽しみながらのんびり時間を過ごすにはとてもいい所。なので、まったりしちゃって気がついたらあまり写真を撮ってこなかった。

レモンの街マントンの自分用のお土産は、レモンのオードパルファム。お店で匂ってみて、私の嗅覚のセンスにぐっときたのでお買い上げ。これ、オードパルファムにしては香りが弱いと思う。でも私は強いのは好きでないのでちょうどいい感じ。

Menton sandy beach
この後にモナコに行く予定だったのと、駐車場の時間が迫っていたので遠目にしか見れなかったんだけれど、マントンには砂浜もあった模様。トップの写真でわかるように、ニースと同じくマントンも石なのかと思った。

マントン、ここに長く滞在するのはちょっと退屈かもしれない。でも、またコートダジュールに来ることがあれば、是非立ち寄りたい。心地よいお日様の光を浴びながら街を歩いて、またアイスクリームとフルッティ・ディ・マーレを食べて、今度は是非レモンのワインをゲットしたい!

というわけでマントンも「美味しいもの万歳~!」でした。